そろそろ今年も終わりですね。
そんなわけで、この1年取り組んできたNFT作品について、振り返ってみようと思います。
私は、1人で複数のコレクションを展開しています。
コレクションというのは、洋服などに置き換えれば「ブランド」みたいなものです。
労力面から考えて、相当厳しいことではあるのですが、やりたいと思ったことは、やっておきたい。
なにが受け入れられるかまったくわからないという点を考えても、自分にできることを試してみるのは、間違いではないと思います。
私は、2021年10月にNFTへ参入しました。
今回紹介するのは、その当初から開始したコレクションです。
ちびキャラ
このコレクションはちょっと特殊な経緯です。
私が1997年に構想をはじめた『夜明けの続唱歌』という創作物語が主軸にあります。
当初はRPG(ロールプレイングゲーム)として制作を進めていたのですが、制作時間の確保や制作ツールの移行、プレイヤー層の変化など、そのほかにもさまざまな事情が重なり、継続が難しくなりました。
しかしそこで諦めるのではなく「別の方法で物語を描けないか」と考えました。
表現媒体について数年をかけて検討した結果「幅広い年齢層の方が気軽に手にとれる」ということ、10年~20年という長期的な視点で捉えたときに「ずっと先まで残りやすく、かつゲーム作品よりも見てもらえる可能性がある」ということから、物語を小説で表現するかたちに変更しました。
2013年12月からシフトし、現在も小説を書いています。
『夜明けの続唱歌』紹介ページ
前置きが長くなりましたが、そういった経緯があって強い思い入れもあり「ライフワーク」となっているこの『夜明けの続唱歌』という作品と、どこかで繋がりのあるNFTコレクションをやりたい、と考えたのが最初のきっかけです。
このコレクションでは、おもに『夜明けの続唱歌』の登場人物を「ちびキャラ」化して展開しています。(それ以外のちびキャラもいくつか描いています)
最初のSeason(ひと区切り)では、遡ること2000年にアナログで描いた登場人物を、ちびキャラにアレンジしました。
現在は、最初に掲げたロードマップが完結してひと区切りというところですが、今後も継続していきたいです。
NFT参入時だったこともあり、あまりニーズを考慮せずにはじめたところがあるので「私がやりたいからやっている」という側面が強いのかもしれません。
今後は『夜明けの続唱歌』の物語を知らない人にも、しっかり届けられるような展開がしていければ…というのが、ささやかな願いというか、望みですね。
コレクションページはこちら。
[https://opensea.io/collection/cute-characters-nft?search[sortAscending]=true&search[sortBy]=CREATED_DATE:embed:cite]
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)