『MOROHA』(モロハ)という二人組を知ってますか?
MOROHA
最近YouTubeの『THE FIRST TAKE』に出演したことが話題になっていましたね。
百聞は一見にしかず。出演時のパフォーマンスはこちら。
MCのアフロさんは「歌は全然だめ」と自虐気味に語っていたことがあります。
ギターのUKさんは「歌はだめだけど味はある」とも言っていました。
そこで、諦めなかった。
できないからと諦めずに、できることを磨き続けてきたから、ここまできた。
そういうことだと思います。
音楽なの?と問われることもあるであろう作風で、大きなステージを目指して不屈の闘志を燃やし続けてきたようです。
一文銭から続く一連の作品は、ステージに向けた熱がほとばしっています。
不可思議/wonderboy
私は、はじめてMOROHAの作品を聴いたときすぐに『不可思議/wonderboy』さんを思い出しました。
ポエトリーリーディング、あるいはポエトリーラップというジャンルを最初に知ったのは彼の作品でした。
谷川俊太郎さんの詩をアレンジしたこちらも名作として挙げられます。
2011年、23歳の若さで事故で亡くなったという不可思議/wonderboyさん。
なんと、生前のブログでは、MOROHAのことにも触れられていました。
http://hukashigi.blogspot.com/2010/05/moroha.html?m=1
不可思議/wonderboyさんは、ポエトリーリーディングの界隈では伝説的な存在として、いまでも生前の彼を知る人たちに語り継がれています。
そしてMOROHAの2人が活躍することで、また波紋が広がるように、ジャンルに興味をもつ人が増え、遺された作品にも陽があたる。
私は言葉のもつ力を信じたいのです。
知りたければ、聴きたければ、触れられる時代です。
作品は語り継ぐ者がいれば、消えてしまうことはない。
私もこの世を去るときには、そんな作品を遺していきたいな、と思っています。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)