今回は、昨年から進めている作品についてご紹介。
出発点
はじまりは2022年5月ごろでした。
「いましか描けない、2度と描けないようなものを描こう」と思い立ち、構図を練りはじめました。
なかなか決まらず、10月くらいになって「年内に完成させたい」などとツイートしていました。
初期状態
10月21日。
こういう感じで、というのが決まりました。
まずは人物を軽く描いてみて、様子を見ます。
私は線画をアナログで描くので、今回も紙にシャープペンシルです。
制作過程
手や、周辺のものも描き入れていきます。
「これまでに描いていない」という意味でも、メカニカルな要素を取り入れることにしました。
機械の部分を広げていきます。
この時点で11月7日くらいでした。
ようやく「年内は無理そうだな」と気づきはじめたころ。
バランスを見ながら細かいものと、大きめなものを加えていきます。
およその画面が埋まってきました。
線画を清書していきます。
顔が済んだら、周囲に取り掛かります。
アナログで描く場合、私は基本的に左から埋めます。
右を先に描いて左を描くと、自分の手で描いたところが隠れてしまうのと、汚れやすいからですね。
左の背景を埋めていきます。
左が埋まったら徐々に右へ。
気の遠くなるような機械のパートに入りました。
右上へ移動。
徐々に下へ向かいます。
なんでこんなの描くことにしたんだろうと思いつつも、描きこんでいきます。
機械は苦手なので、もともとあまり描きません。
普段描いているのはファンタジー作品なので、もともと機械が好きな人からすれば、パッと見ておかしなところもあるのかもしれないですね。
いいんです。空想の世界なので。
緻密に描きます。
デジタルで描くのであれば自由に拡大できますけど、A4の用紙です。0.2mmのシャープペンシルで、少しずつ。
機械のところが半分くらい埋まりました。
右下へ向かって進めていきます。
あともう少し。
あとほんの少し。
2023年3月の終わりに、線画が完成しました。
スキャンして、ここから塗りに入っていきます。
どんなふうになるのか自分でも楽しみながら、時間をかけて進めていきたいと思います。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)