経済とIQの関係性を研究したハーバード大学の発表によれば
「賢くないせいで貧乏になる」のではなく
「貧乏が知能指数を低下させる」のだそうです。
これはどういうことでしょうか?
人は経済状態が困難になると、生活や食事などの心配事で頭のなかが一杯になり、その結果IQも低下するのだそうです。
これは『マズローの欲求階層』にも通じるところがありますね。
下の階層ほど動物的だといえます。
ざっくりいうと、食欲や睡眠欲などが満たされていない状態では、それより上の階層のことはあまり考えられない、ということです。
それが結果的に知能指数を下げることにもなるようですね。
貧しい人=怠け者や努力を怠った人が貧乏になった、と考えるのが一般的かもしれません。
しかしこの研究を行ったハーバード大学大学行動主義経済学者のSendhil Mullainathan氏によれば、金銭的困窮に悩まされ続けると、本来ならできるはずのことも判断力が低下し、それがさらに窮状を悪化させる、という悪循環を生むのだということです。
厳しい時代ですが、就職先だけに収入を頼り切らず、自分で収入を得る方法を模索することも、大切だと思います。
いきなり職を失ってもすぐに金銭的困窮に陥らず、心に少しのゆとりがあれば、自分の能力を発揮して、新たに活躍する場を得られるかもしれません。
副業として本腰を入れないにしても、まず自分一人で収入を得る方法、自分になにができるのか、を知っておくことが重要ですね。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)