1957年7月30日は、堀内賢雄さんの誕生日。
声優、ナレーターとして長年活躍されてきました。
堀内賢雄+雷電
私が印象深いのは『METAL GEAR SOLID 2』以降のシリーズで演じておられた雷電。
初登場時は線の細い優男、という印象が強かったのですが、スネークとの出会いを通じて内面的に強くなっていきます。
しかしその生い立ちから、心の深い部分で抱えこんだ「強い孤独感」を解消できず、孤立を深めていました。
そのあたりの微妙な心理変化を表現されているシーンも見どころです。
非常に多くの作品に出演され、いまや大御所として名の挙がる堀内さんですが、最初はDJを目指していたらしく、演技をするつもりはなかったようです。
知人の紹介で試しに受けた声優のオーディションに合格し、最初の役を得たそうですが、ご本人曰く「素人同然で、収録後に毎日稽古で居残り、地獄だった」とのこと。
堀内さんほどのベテランとなると、演技にも安定感があってそういった下積みの経験があったことを感じさせないのですが、やはり相当に苦労した時期があったようですね。
いまの活躍があるのは、自分ができないことについて「才能がない」という都合のいい逃げ道を作って諦めるのではなく、覚悟をもって取り組んできた結果なのだと思います。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)