ルーティン化して毎日進めていた掃除がひと段落。
片付いて、不要なものがなくなった家は、ぐっと過ごしやすくなりました。
掃除のルーティン化
以前の記事で、トリガーと制限時間を設定して行う掃除の取り組み方を紹介しました。
年末は忙しいので、基本的に大掃除は5月~6月くらいにやるのですが、今年はちょっと乗り遅れ、8月あたりがスタートになりました。
きっかけとモチベーションの維持のためにできること
私が掃除をするきっかけは「集中力を得たい場合」が多いような気がします。
掃除が好きなのではなく、散らかっているのが嫌い、という微妙な違い。
人それぞれですが、そのあたりの自分の心理状態を理解しておくと、きっかけを得やすくなるかもしれません。
私は創作をしていることもあって、資料などが溜まりがち。
しかしその資料のうち、学生時代の古いものが整理されていないことが、長年ずっと気になっていたんですね。
イラストなども、古いものは箱に詰めこんだりしていたので、これを整理したいと考えていたのです。
そのなかには、懐かしい創作絵や、アイデアの書きつけなども詰まっています。
自分で描いたもの、書いたものですが、自由な発想に触れると創作意欲が高まるものです。
個人的に、これは是非やっておきたい作業。今後にも活かせます。
さて、きっかけと意欲は得ました。
しかし、いきなりそこに着手すると、ほかのところが片付きません。
一箇所だけ片付けて、満足してしまうことを避ける必要があります。
なので「自分がもっとも気になっていてやりたいこと」をゴール前に設定しました。
片付いた未来を想像して作業をすれば、モチベーションの維持に繋がります。
片付けリストを用意し順序立てる
リストと作業順の計画を立てます。
まずは片付け対象となる部屋、場所ごとの課題をリスト化します。
【例】
▼書庫
・収納上下
・書籍
・雑誌
・写真
・ファイル
・文具
・雑貨
・紙袋
・空き箱
▼居住スペース
・キッチン収納上下
・食器
・レンジ周り
・収納上下
……といった感じで、書き出します。
全体を把握できるので、片付けやすさも増します。
「これとこれは違う部屋にあるけど一緒に置いたほうがいいな」
みたいなことも、把握していれば作業しながら、より思いつくようになるんですね。
リスト化したら、それぞれ目標とするものを設定します
「書籍」であれば、ジャンルごとに整理して、売れるものは売る用にまとめる、だとか。
「文具」であれば、分類して不要なものは処分する、だとかですね。
次に作業順序を設定します
「紙袋」や「空き箱」は、収納に利用できる場合もあるので「利用箇所がないと確認できてから処分する」だとか。
「整理したファイルを置く場所の確保が必要なので、先に収納を片付ける」だとかですね。
リスト化の利点は、成果が見やすい、というところにもあります。
毎日コツコツと少しずつやる場合は特に、成果が実感しにくいため、あったほうがモチベーション維持にも役立つことと思います。
あとは、決めたことをやるだけ
ルーティン化の記事で書いたように、トリガーを決めてやるだけです。
お風呂のお湯を溜めるほんのわずかな時間、掃除に集中するだけです。
あるいは、家に帰って座る前に30分片付ける、でもいいです。
それが10分でも、5分でも、いいのです。
面倒くさくてサボってしまう。
けど、片付いた部屋で過ごしたいですよね。
だからこそ「やらない理由」を考える前に、決めたことに取り掛かるのです。
どんなことにも使える『5秒の法則』の考え方ですね。
自分で決めたことを「やる」か「やらない」か。それだけです。
もしこの記事を読んで「自分もやってみよう」と思っても、すぐにやらなければ結局「やらない」でしょう。
人の脳は「変化を避ける」ようになっています。
なにかをはじめるときこそ、脳が理由を考えはじめる前に反射的に素早く動く必要があるのです。
今回の掃除のまとめ
書庫>玄関>洗面所>トイレ>キッチン>収納>創作ファイル整理。
最後の「ファイル整理」は走り書きのメモを書き写していくので進行中ですが、結果として「大掃除」になりました。
はじめは書庫だけのつもりが、関連するものを一箇所にまとめるうちに居住スペースへと流れていったんですね。
そして、途中からは「スイッチ」が入り、トリガーと制限時間を設定せずに数時間、集中する日が生まれました。
「やる前は面倒だったけど、やりはじめるとノッてきた」という経験は、誰にでもあると思います。
きっかけとモチベーション維持を設定することで、その域に達する場合もあるでしょう。
とにかく、短時間でもいいので取り掛かるきっかけを作ることが大事だと思います。
そして、あとは維持の継続です。
結果として「大掃除」となった、片付いた、で気を抜くと、またいずれ元通りです。
身につけた「トリガーと制限時間」はそのまま続けて、状態をキープしていきましょう。
そうすれば、いつでも快適。
次回からの大掃除も、楽になるでしょう。
片付けの方法を細かく知りたい
そんな方には、以前書いたこちらの記事をどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)