「決めたことが続けられないよ~」
- 目標を決めてスタートするけど続かない。
- うまくいかなくて途中で嫌になっちゃう。
- 継続するためのコツってなにかないの?
というわけで今回は『継続力と成果につなげるコツ』について。
私は20年以上、アナログ+デジタルで絵を描いています。
今回は参考として2016年に描いたイラストをご紹介。
紹介する『継続のコツ』は絵にかぎったことではありませんが、ひとつの例として見て頂ければと思います。
(2016,06,08)シャーロック
海外ドラマ『SHERLOCK』(シャーロック)に出演された俳優、ベネディクト・カンバーバッチさん。
この線画は、先の硬いタイプの筆ペンで描いています。
筆ペンで描きはじめたのは2007年。
当時はゲーム『METAL GEAR SOLID』の模写をしていました。
約10年を比較するとこんな感じです。
2021年に描いたベネディクト・カンバーバッチさんも貼っておきます。
2007年の絵と比べると、ずいぶん見やすくなったと思います。
このように、私が前よりも描けるようになったのは、なにか特別な勉強をしたわけでも、裏技を使ったわけでもありません。
ただひたすらに「継続」したからです。
それでは本題に入りましょう。
『継続力と成果につなげるコツ』とは。
継続の極意は愚直であること
まずは結論から。
継続のコツはズバリ、愚直であること。
そのまますぎるので理由を掘りさげます。
続けることではじめて成果が出ることを理解する
とにかく続けるしかないんです。
続けるためには、それが自分に必要なことだと理解するのが大事。
学ぶばかりでは前に進まない
ノウハウなどをいくらネットで調べても、本を読んで学んでも、手を動かさなければ身につかない。あたりまえですよね。
車の免許をとるためには、いくら車のことに詳しくても、実際に運転する必要があります。
「やってみると想像と違う!」みたいなことって、よくあるじゃないですか。
地図を見るのと実際に歩くのは違う、というやつですね。
自分の目標とする人がどうやって腕を磨いたか知っているか?
リサーチは大事です。
到達したい憧れの人がいるなら、参考にもするでしょう。
大抵どんな達人だって「ひたすら続けてきた」という答えが返ってくるはず。
愚直ですよね。
すぐにできることだったら誰でもできる
誰でもできることなら、そもそも憧れないよね、というお話。
特定の達人に対して「あんなふうになりたい」と憧れたからには、そういう人がゴロゴロいるわけじゃないと知ってますよね。
ほかの人にはできないことができる、簡単にはいかない境地にいるからこそ、輝いて見えるし、憧れるわけです。
特定の人への憧れではなく「自分はこんなふうになりたい」でも同じこと。
それが難しいからこそ、周囲に参考になるような人がいないのです。
「誰にも真似できないことをやろうとするのだから、簡単じゃない」
まず第1段階として、それは理解しておくべきことでしょう。
成長できてるか疑いますよね?
迷いが生じるのは仕方がないですが、いつもそこで止まっていないでしょうか?
- やってることが正しいのか不安なので、確かめて自信にしたい。
- 誰かに努力を褒めてほしくて見せるけど、微妙な反応で自信をなくす。
よく陥るパターンです。
ですが実際に、どうやって短期的な成長を確かめますか?
調子のいいときも悪いときもあるでしょう。
1週間や1ヶ月くらいでは「進歩がない」と思えてしまうのが普通です。
つまり、疑ったところで「確認のしようがない=明確な答えがない」わけです。
- 答えのないことをいつまでも気にしていることで意欲が落ちる。
- 失敗したくなくて、辞める理由、諦める理由を探してしまう。
無意味に疑うことよりも、理解しておくべきなのはこういった心の動きでしょう。
そして、人は基本的に怠け者です。
たとえば「健康のため1日に水を2L飲みましょう」といわれても、ただ水を飲むことすら続かない。
なので、段階的に数字の目標を決めて取り組むのも、ひとつの方法だといえます。
絵でいえば閲覧数や、ツイートしてみて「いいね」がどれくらい貰えるか、など。
考えても答えはないので、一応の基準として設定しておき、それ以上考える必要がないようにしておくわけですね。
疑いだしたらキリがないんですよ。
だって明確な答えなんてどこにもないんですから。
だからこそ、疑わずに継続するしかないんです。愚直に。
継続の極意は愚直であること
- 目標とする人も「愚直な努力をひたすらに続けたのだ」と理解する。
- 成長できているか、前に進んでいるかを、いちいち気にしない。
- とにかく続ける。そのなかで得た気づきや工夫は自分だけの財産。
- 財産が蓄積して、少しずつ成果となっていく。
気づけば、ほかの人ができないことが、できるようになっているはずです。
それがひとつやふたつでも、比べる相手は過去の自分。
できなかったことが、できるようになっているのであれば、それが継続した証です。
達人でも、自分に満足せず、さらなる境地を目指しているものです。
やりましょう。愚直に。
振り返ると、いつの間にか自分が誰かの「憧れの人」になっています。
継続しましょう。愚直に。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)