1947年1月8日は、イングランド出身のシンガーソングライター、デヴィッド・ボウイさんの誕生日。
世界的にその名を知られ『史上最も影響力のあるアーティスト』とも称されます。
というわけで今回は
「デヴィッド・ボウイ:成功に固執しない大胆さ」についてのお話。
(2015,01,08)デビット・ボウイ
「デヴィッド」の表記はさまざまですね。
このイラストを描いた2015年当時は、検索すると「デビット」と出てきていたと思います。
現在は「デヴィッド」表記。「デイヴィッド」と記されることもあるそうです。
それはさておき、グラムロックの先駆者ともいわれる彼の音楽を聴いたことがありますか?
David Bowie - The Man Who Sold The World, Live at Glastonbury 2000 (Official Audio)
グラムロックでの成功
『グラムロック』とは、男性でも中性的な濃いメイクをして、ときには『ブレードランナー』的なSF映画のようなきらびやかな衣装を着てステージングを行う、1970年代前半にイギリスで流行したロックのジャンルです。
デイヴィッド・ボウイさんはステージ・衣装・楽曲コンセプト、そしてご本人の端正な顔立ちから、多くのファンの心を掴み、世界的なスターとなりました。
日本では、1970年代なかばに忌野清志郎さんや沢田研二さんがその影響を受けたと思われるステージングを行っていましたが、当時はそれをグラムロックだとは呼んでいなかったようです。
1980年代以降では安全地帯やX JAPAN、THE YELLOW MONKEYなどがその流れを繋ぎ、1990年代に『ヴィジュアル系』とカテゴライズされてはじめて、ひとつのジャンルとして認識されるようになりました。
ひとつのことに固執しなかった
成功者の多くは「成功した自身のスタイル」を継続しつつ、活動を行います。
「作品」を通してファンとなった人たちにとっても、それは同じでしょう。人は変化を嫌うものです。
まだ見ぬ新しい作品を望みながら、一方では「変わってほしくない」と願っている。
しかしデヴィッド・ボウイさんは成功者となっても、まったく固執しませんでした。
大きく変われば、それまでのファンは離れるかもしれません。
それでも、そのときどきでやりたいことを模索し、変化し続けたのです。
音楽のジャンルに縛られることなく、それぞれのジャンルにおいて革新的な作品を発表していきます。
若い世代のアーティストとも積極的に交流する柔軟さももっていました。
各方面から刺激を受けて、生涯、創作に対して貪欲であり続けたのですね。
成功しても固執しないこと。
それと同じように、失敗することにもこだわらないことが「アーティスト」デイヴィッド・ボウイの魅力をより引き出していたとも考えられます。
ひとつのことだけで、自分を決めつけていませんか?
自分でもまだ気づいていないものを、内に秘めているかもしれません。
人生は一度きりです。
いくつになっても可能性を追い続けていたいものです。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)