今回は、2023年4月29日に行ったキャンプ地探訪の様子をご紹介。
我が家のキャンプシーズンは、気温が上昇してからお休み中。
なので「デイキャンプができる場所」の様子見に行きました。
湖のほとりではデイキャンプをしたことがありますが
「綺麗な川のそばで過ごしてみたい」というのが妻の希望。
ちょっと遠いですが、車で行ける距離にあるようなので行ってみることに。
しかしこの日は、前日夜から雨が降っていて、そこそこの遠方。
朝には小降りになっていましたが、その後も晴れではなさそうなので延期することにしていました。
ところが、そこへ向かう通り道にある人気のカフェに立ち寄り、ランチを済ませてからキャンプ地へ向かう、という「カフェ」のチェックポイントを楽しみにしていた妻がしょんぼりしているので、カフェだけ行こうか、ということに。
そのカフェもそこそこ遠いのですが、楽しみの半分くらいは雨が降っていてもできるでしょう。
ということで、キャンプ地と自宅のちょうど中間くらいにあるカフェまで行きました。
途中で雨がやんだら向かってみようか、なんて言いながら。
食事をしている間も、雨はスゴイ勢いで降ったり、ちょっとやんだり。
天気は不安定です。
それでも次々にお客さんが来ていたので、やはり人気のカフェなのでしょう。
食事を終え、妻が「ここまで来たからやっぱり行きたい」と言うので、天気の様子に気をつけながら行ってみようか、ということになりました。
目指すは山のなかの渓谷。山に入ってからが大変でした。
曲がりくねって離合できない道幅の狭さ、路肩に倒木もあり、雨でぬかるんでいる箇所もあります。
走りにくい道って、やっぱりちょっと緊張して運転するじゃないですか。
それが思った以上の距離続いて「長いなー」と思いますよね。
「長いなー」と、思う時間を想像してみてください。
想像しましたか?
実際はそれが
「長いなー」
「…長いなー」
「…なっがいなー」
「エッ、これでまだ半分?」
と感じるくらいに、長い山道でした。
幸い、対向車も後続車もなかったのでゆっくり走ることはできましたけど。
シーズンには渓谷のレジャーなども行われている場所みたいですが、雨天に気軽に行く場所じゃないのでは……と思いました。
ともかく、どうにか到着。
観光客の姿はありません。
貸切状態というやつですね。
小雨は降り続いていますけど、上着のフードを被って流れの横にある道を歩きます。
おそらく、水量は増しているのでしょう。
狭い道を注意して歩きながら、圧倒的な自然の風景を楽しみます。
なにもかも濡れていて、熱帯雨林のようです。
キャンプ場は少し離れた位置にあるようですが、このあたりの薪を拾ってもなかなか火は着かないでしょうね。
流れの途中に点在する滝壺みたいになっている箇所など、名前のつけられたスポットがありました。
設置されていた地図を見て、ここまで行こうと決めて歩いていたのですが、どれだけ進んでもそのスポットにたどり着きません。
なんかおかしくないか?
と思いはじめ、雨もやまないので引き返すことにしました。
紅葉の時季にもまた眺めが変わりそうな風景でした。
ずっと小雨でしたけど、車に戻ることには上着はビッチョリ。
キャンプ用に車に載せてあったキッチンペーパーで拭いて、エアコンでざっと乾かし「帰ろうか」となったのですが、妻がポツリとひと言。
「そういえば山蛭(ヒル)がいるらしいけど大丈夫かな」
いやー大丈夫じゃない?
と思いながらズボンの裾を見てみると……いました。
人生初の山蛭。
ギャッ、となって手で払ったら簡単に落ちたのでひと安心。
「煙草の火でジュッとやったら離れる」なんて話は聞いたことがありますけど、煙草は喫わないし、気持ち悪いからとっさに手で払っちゃいましたね。
2人で全身をしっかり確認してから、ようやくひと安心です。
さあ、ホントに帰ろう。
いや……またあの長い山道を行くのか……。
そんな1日でした。
ちなみに、キャンプ場はその帰り道に横道があって、そこをくだっていくとあるようでしたが、くたびれていて寄りませんでした笑
「川のあるところでキャンプがしてみたい」という妻の要望で下見に行った場所だったのですが、山蛭はやっぱり、気持ちのいいもんじゃないですね~。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)