今回は2017年に描いたイラストをご紹介!
(2017,10,30)スナイパー・ウルフ
『METAL GEAR SOLID』より、女狙撃手のウルフ。
狙撃手というのは、スナイパーライフルを構えて、標的を仕留めるまで何時間もじっとしているそうです。
このウルフは、狼犬(ウルフドッグ)の世話をしています。
小島秀夫監督作品は、シンプルでわかりやすい名前をつけている印象がありますね。
もちろん、それが手抜きによる命名でないことはわかります。
本名ではなくコードネームなのでなおさらですが、説明不要で、呼び名がキャラクターを物語っています。
たとえば怪物退治の話を書くときに
「◯◯で△△な怪物が人を襲う、名前は~」というよりも
「人喰い」という呼び名で登場すれば、説明不要になります。
敵対者だ、ということまでパッとわかりますよね。
それと同じように、
たとえばゲームのプレイ時間が限られている人がいたとします。
前回のプレイから間が空いてしまっても
「スナイパー・ウルフが」と聞けば、すぐにどんな敵か思い出せるわけです。
複雑にするところは情報を詰めて、シンプルにできるところは極めてわかりやすく。
キャラクターの起て方ひとつとっても、優れたゲームデザインだなと思います。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)