1995年6月30日は『アークザラッド』の発売日。
プレイステーション用のシミュレーションRPGです。
アークザラッド
ファンタジー要素のあるシミュレーションRPGで、多くのやりこみ要素があることが特徴の作品だったようです。
『ポポロクロイス物語』『ワイルドアームズ』とともに、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)三大RPGと宣伝されていたのだとか。
当時、私はプレイステーションを所持していなかったこともあり、残念ながらプレイはしていないのですが、友人たちはほとんど遊んでいましたね。
話題には入っていけませんでしたが、パッケージイラストなど、ビジュアル面などは強く印象に残っていました。
物語は未完のまま、続編を意識した終わり方になっていたようです。開発が遅れていたこともあり、現時点で出せるところまで出した、ということだったそうですが、1999年には続編『アークザラッドII』がリリースされました。
無事にシリーズ化した『アークザラッド』。
私にとっても、シリーズ化の出発点となりました。
「ゲームタイトル50音順イラスト」のはじめの題材となったからです。
ちなみに
「マンガタイトル50音順イラスト」のはじめの題材はこちら。
いずれの作品も、アニメ化がなされたりして人気を博していましたが、私は原作であるゲームも漫画も、そこから派生したアニメなどについても、内容にまったく触れることなく、当時を過ごすことになってしまいました。
「アーティスト名50音順」に歌うことも続けています。
これら「50音順シリーズ」をはじめたのには、理由がありました。
題材として次に取り組むものが決まっていると、なにを描こうかと考える時間のロスを減らし、生産性があがる、ということがひとつ。
そしてもうひとつ、大きな理由は以前にも少し書きました。
世のなかの有名な作品のほとんどに触れないまま大人になり、私には「名前だけ知っている作品」が、数多くあります。
興味があっても触れる機会が得られないことが少なくなく、次第に「新しいもの」「ヒットしているもの」つまり流行そのものから、眼をそむけるようになっていったことも、その背景にあると思います。
興味をもってもどうせ見ることができないんだから、見ないようにしよう、という幼稚な意地っ張りですね(笑
現在でも、流行りものに興味がない、あるいは若干の抵抗を覚える私の原点は、もしかするとそういうところにあるのかもしれません。
私はそれを、後悔というよりも、そのようにしか生きられなかった当時を、もったいない状況だったなあ、という気持ちで、しばしば客観的に振り返っていたんですね。
そして自分が小説を書くようになり、いまになって「吸収力の強い幼少期に、それらの作品に積極的に触れることができていたなら」と思うようになったわけです。
多くの作品は、人を惹きつける物語、キャラクター、感性や発想力などに、満ちているはずですからね。
知らないより知っていたほうが、いまの自分の発想力をもっと柔軟に、幅広くしていただろうと感じるのです。
新しいことを学ぶのに、いつはじめても遅いということはない
確かにそうなんです。
とはいえ、いまからすべての作品を知っていくには、どう考えても時間的に困難です。
ならば膨大な作品を、どうやって選択していくか。
そこで「50音順」に、せめてどういう作品だったのかをひとつひとつ知っていこう、と考えました。
そこから少しずつ得られるものもありますし、調べることで改めていま興味をもった作品には、手を伸ばして触れてみる、という選択肢も生まれます。
イラストを投稿することで「当時その作品が大好きだった」という人からリアクションがもらえることもあり、それが知り合う切っ掛けになったりもします。
自分が生まれる前の、昭和の歌謡曲などを敬遠せず、覚えてしっかり歌ってみるのもひとつの切っ掛けとして、大切にしています。
歴史のあるものには連続性があり、時代を映す大きな流れをもっています。
古いものを受け入れることで、新しいものをより深く知れるということも、あると思います。
大袈裟かもしれませんが、異国の文化を学ぶような気持ちで、伝統や人々が大切にしていることを知っていけるような気がして、面白いです。
現在の進捗状況は
- ゲームタイトル50音順:さ…『サモンナイト3』
- マンガタイトル50音順:き…『キューティーハニー』
- アーティスト名50音順:あ…『ASIAN KUNG-FU GENERATION』
まだまだ先は長いですが、今後も楽しみながら続けていけそうです。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)