創作中の物語『夜明けの続唱歌 』のお話。
主要人物の絵を描くときは、役割が決まっているので気を遣います。
そんなお話。
(2012,07,03)フレア・ファースト
さまざまな土地で請けた仕事をこなす。
その腕前から広く名を知られていおり、緋色の髪から『紅の狩人』とも称される。
出自から年齢まで謎に包まれており、名前以外のことを知る者はきわめて少ない。
外見的には細身の女性に見えるけど、実際のところ年齢性別不詳で正体不明、といった人物像。
それを絵にする、というのは素人にはやはり難しいところでした。
小説の登場人物ではあるのですが、もとはRPG(ロールプレイングゲーム)として進めていたので、ドット絵のキャラクターは以前から用意していたんですよね。
名前も役割も、早くから決まっていました。
小説にはまだ登場していませんが、キャラクターイラストというのは、作者のイメージがそのまま読者に届くかどうかが重要ですよね。
そもそも小説なんだから人物の絵はいらないんじゃないか、とも思うのですが、創作のスタートが小説だったわけではないので、私の作品には必要なのです。
それはさておき、どうすればイメージを崩さず、小説の語り口だけで読み手が想像を膨らませられるか、と考えてたどり着いたのが、
髪で顔を隠そう。
でした。安直ですね。
けれど、有効な方法だと思います。
ミステリアスさを加えながら、情報を与えない。
想像の余地も、しっかり残しておきたいのです。
『夜明けの続唱歌』関連の前回の記事はこちらからどうぞ!
『夜明けの続唱歌』については、こちらの記事も合わせてどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)