創作中の物語『夜明けの続唱歌』より。
引き続き2012年の絵です。
猫を愛する「美食の街」の町長。
+主役・脇役に関わらず、心がけたい大切な視点について。
(2012,09,08)メケタニア・ウィステリア
「美食の街」の町長。
猫鶏鐘のクータニア、シータニアと暮らしている。
もともとは食を愛する旅人だったが、さまざまな事情が重なり「美食の街」を治める地位に就く。
味覚や色彩感覚に優れているメケタニアは、美食の街でその能力を遺憾なく発揮します。やがて、衰退しかかっていた街を立て直すほどの影響を、住民たちにもたらすことになります。
このように、キャラクターがもつ「飛び抜けた能力」というものは、なにも戦闘に役立つような特殊能力ばかりではない、と思います。
私は旅人でも、とりわけ美食家でもないのですが、自分にはない能力に秀でている人物を描くのは、それはそれで楽しかったりします。
専門外のことであれば当然、調べものもしなければなりませんが、それは新たなことを知る切っ掛けにもなります。
新たなことを知れば、また次に思い浮かぶ人物像にも、それまでには思い浮かばなかった「色づけ」ができるようになるわけです。
主役でも脇役でも重要なのは「そこに人生が見えるか」だと思います。
描くことに対し、妥協せずにいきましょう。
『夜明けの続唱歌』関連の前回の記事はこちらからどうぞ!
『夜明けの続唱歌』については、こちらの記事も合わせてどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)