試行錯誤の日々。
2007年。
自分の作品の登場人物を描くときに備え、 外出時の空き時間などを利用しつつ、雑誌や冊子を見ては、人物を描く練習をしていました。
今回は、そのころの絵をご紹介。
以前の記事でも書きましたが、2007年はとにかくさまざまな絵を描き、作品の登場人物をどのように描くか模索していました。
画力もなく正解がないので、これだと思えるものに行きあたるまで、とにかく数をこなすことにしていました。
よく「絵を描きたい人」から「絵を描く人」に対して
「どうすれば描けるようになりますか?」
という質問が投げかけられますよね。
回答は、さまざまにあると思います。
でも、どうでしょう。
質問をする前に、自分でたくさん描いているでしょうか?
もしそこで回答を得られても、結局は自分自身でとにかく描くしかないのです。
実際に手を動かさなければ、アドバイスをもらってもピンとこないこともあると思います。
私はそう考え、目標を決めてとにかく数をこなし、自分で気づいたり見つけていく、という方法をとりました。
時間を区切って数をこなし、効率のよい色塗りなども模索していました。
つたなさにあふれ、とても自慢できるような絵ではありません。
それでも、たくさん描いてきた証のようなものです。
集中して一気に描いていくと、つたないながらも小さな発見などがあったりします。
いま思えば、そこで得られた感触を積み重ねていく、という時間だったようにも思います。
『夜明けの続唱歌』の創作がはじまった経緯はこちらの記事からどうぞ!
『夜明けの続唱歌』については、こちらの記事も合わせてどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)