「節約が苦手な人」
- 財布に入れたお金がすぐに出ていっちゃう。
- 銀行口座を見ても、貯金が全然増えていかない。
- 簡単に節約できて、うまくお金が貯められるコツってないかなあ。
こういった人向けの記事です。
▼この記事を書いている私には、こういった経験があります。
- 子供のころ「おこづかい」をもらっていなかったので自由にお金を使えませんでした。
- よくいわれるような「駄菓子屋さんに行って手持ちの小銭でやりくりすることで社会勉強する」というような時期もありませんでした。
お金に対する知識・意識はめちゃくちゃ貧弱だったと思います。
しかし逆に、この幼少期の経験によるものなのか、私にはある思考が備わっています。
この思考を持つことで、お金を使うことに対して「抑止力」(ストッパー)が働くようになります。
つまり、消費するときに「ちょっと冷静になって考える」ことができるようになる、ということです。
結論:金額に対する「労働時間」を考える
結論:使おうとしている金額を稼ぐために必要な「労働時間」を考える!
これだけです。
以下に具体例を挙げていきます。
なぜ「労働時間」を考えるの?
冒頭でも書きましたが「おこづかい」がなく、お菓子などにお金を使わない幼少期を過ごした私は、
「お金を所持している+欲しいものがある=買う」というストレートな買い物をしない思考を持つに至りました。
もし「自分は働くのが3度の飯より好きだ!」と言うのなら、この思考は持てないかもしれません。
というか持たなくていいと思います。率先して経済をまわす人として、引き続きお願いします。
けれど「仕事=面倒くさい・大変・行きたくない」と感じている人は少なくないですよね。
面倒だと感じていながらも、みんなお金をもらうために労働に向かうわけです。
では、そんな思いに耐えて働き、苦労して得たお金を「なんとなく」使っていいのか、というお話。
小銭使用の感覚を見直す
特にアルバイト・パートの人を見ていて、前から感じていたことがあります。
仕事中に飲むために毎日コンビニで買ってくるペットボトルのお茶やジュース。
それと一緒に、昼食用に買ってきたおにぎり・パン・ラーメンなど。
普通に400円~500円くらいかかってません?
時給いくらですか、と。
1度の買い物でおよそ30分の時給を溶かしていることになります。
小銭だと思っていても、その小銭を稼ぐために30分働かなくてはならない。
※特にコンビニは大半の商品が割高なので、普段遣いしていると財布に入れた1万円札は、すぐに羽ばたいてどこかにいってしまいます。
外食の内容を見直す
外食を否定するわけではありません。
恋人や夫婦、家族や仲間内で集まったり、飲み会で知り合ったりすることは有意義な時間でしょう。
もちろん、美味しい料理が食べられるし、洗い物の片づけもしなくていい。
外食にはメリットが数多くあります。しかし、メリットばかりではありません。
つきあいで顔を出した飲み会で数千円の出費(痛
この後悔は、かなりでかいと思います。
時給いくらですか、と。
嗜好品の金額を見直す
感覚的に、コンビニと外食の中間くらいの立ち寄りポイント、としてカフェがあります。
コーヒー。
昨日も奥さんと一緒に立ち寄りましたが、期間限定のもので1杯600円くらい。
創意工夫された商品で美味しいですけど、結構高いですよね。
オーソドックスな通常のものでも1杯300円とかです。
よく飲む人ほど、すっかりあたりまえになってしまって見落としがちですが、実際いいお値段。
時給いくらですか、と。
ブランド力やカフェという場所・雰囲気の提供といった付加価値も当然あるので、金額設定になにか言うつもりはまったくないのですが、1杯のコーヒーに支払う金額として、頻繁に利用するのはちょっとどうかな、と感じます。たまにならいいんですけどね。
なので私はいつも買いません。
べつに無理して我慢しているわけでもなく、なくてもいいや、と思います。
二人で行っても、奥さんが好きなものをひとつ買うだけです。
嗜好品としては、お菓子やスイーツもそうですね。
コンビニは限定品など変わったものも置いていますが、スーパーにも置いてある商品で見るとやはり割高。
私の場合は奥さんが喜ぶので、たまにコンビニ限定のアイスを買って帰りますけど、
好みや「これが食べたい」といったこだわりがあるならともかく、
なんとなく立ち寄って適当に手にとって買ってしまうのは、どうかな、と感じます。
【簡単】節約術【無駄遣いをやめる思考】まとめ
- 使おうとしている金額を稼ぐために必要な「労働時間」を考える。
- コンビニなどでの気軽な買い物における小銭使用の感覚を見直す。
- 有意義でない内容の外食にお金を使っていないか見直す。
- つい買ってしまう嗜好品の金額を見直す。
ポイントは「労働=しんどい」という多くの人が持っている感覚を「抑止力」(ストッパー)に利用することで
質の低い消費、自分のためになっていない消費はざっくり削りましょう、ということ。
それだけで立派な節約になります。
飲食の話がメインになりましたが、どうしても迷ったときは、使うお金が「自己投資」になっているか考えるのもひとつの方法です。
同じお金を使うにしても、自分のためになっているなら、まだいいじゃないですか。
お菓子に300円使うなら、スーパーに行ってその金額分、新鮮な野菜を買ったほうが健康にもいいのでオススメです。
そうしてシフトしていくうちに、余計なものを視野に入れなくなります。
いかがでしたか?
今回は、無駄遣いをやめる思考を身につけることで実践できる、簡単な節約術について書きました。
続けると自然と無駄遣いが減らせるので、その分勝手に貯金が貯まっていきます。
参考になるところがあれば、是非あなたの生活にも取り入れてみてください。
あなたの生活を変えるのは、あなたです!