ジグソーパズルの起源を知ってますか?
そのはじまりには、知的好奇心を刺激するための愛情がこめられていたようです。
ジグソーパズル
1760年ごろ、イギリス・ロンドンの地図職人で技師のジョン・スピルズベリが「子供の教育のため」と、ピースが国のかたちをしたパズルを作ったのがはじまりと考えられているようです。
発端が商売目的ではなく、子供のためを思って、というところがいいですね。
ジグソーとは、英語でjigsaw。つまり糸鋸こと。
木の板を糸鋸で切って作られたことから、この名がついたというわけです。
私も、言葉通りのジグソーパズルを作ったことがあります。
学生のとき、担任が「ベニヤ板に描いた絵を切ってパズルにする」という、いまとなってはどういう流れでそうなったのかサッパリ覚えていませんが、そんなことを企画したことがありました。
で、普段からイラストを好んで描いていた私が、なにか描くことになったのです。
私のほかに2~3人が参加することになり、自由に絵を描き、絵の具を乗せます。
私が板に描いたのは、2.5頭身くらいにデフォルメしたキャラクター。
絵が仕上がるころ、見にきたクラスメイトが声をあげ「弟がこういう絵やキャラクターが好きだ」と眼を輝かせて言います。
以前も書きましたが、私の創作の原動力は「誰かに喜んでもらうこと」。
リアクションをもらったことで筆運びも調子づいたのか、思い描いたものよりも満足のいくものができました。
そして完成後、プレゼントしました。
飛び跳ねてとても喜んでくれたことを、よく覚えています。
それから私は、新たにもう一枚、板にべつのキャラクターの絵を描きました。
なんとなく、手もとになにか残しておきたいと思ったんですね。
その板はジグソーパズルとして切らずに、いまも大切に保存しています。
そのキャラクターたちは、現在も私が執筆中の創作物語『夜明けの続唱歌』の登場人物でした。
この2人ですね。
これらの絵は2000年ごろに描いたものですが、板に描いたのはこれより前だったはずです。
いまにしてみれば、ずいぶんつたない絵をプレゼントしたものだなあと思うのですが、懐かしい思い出のひとつが「誰かに喜んでもらったこと」というのは、なんとなく気持ちがあたたまるものです。
これからも、そんな日々を積み重ねて過ごしていきたいですね。
それから、卒業後に数人の元クラスメイトと担任とで、食事をする機会がありました。
そのときに私が用意したのがベニヤ板に描いた「スーパーマリオ」のイラスト。
鼻の下に髭を蓄えた担任のあだ名が「マリオ」だったため、描いてプレゼントしました。
マリオなのですが、担任に寄せて煙草を吸っています。怒られそうですね。
ちなみに今日は「ジグソーパズル好き」の母の誕生日。
おめでとうございます。
母へのプレゼントは、今年もパズルです(笑
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)