『バンドデシネ』って知ってます?
「フランス生まれの漫画」です。
というわけで今回は
「フランスの漫画『バンドデシネ』とは?」についてのお話。
バンドデシネとの出会い
私がこの言葉を知ったのは2006年ごろ。
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漫画というよりも絵画的な印象を与える絵柄で、たとえるなら「劇画の紙芝居」といったところ。
『メタルギアソリッド バンドデシネ』は「デジタル・バンドデシネ」と銘打っているところからもわかるように「動くアート」と呼べるような画面効果に加え、豪華声優陣による全編フルボイスで盛りあげられた映像作品に仕上がっていました。
そのアプローチは画期的で、非常にインパクトがありました。
フランスの漫画『バンドデシネ』とは?
上記の『デジタル・バンドデシネ』は特殊な例だったと思います。
実際の「バンドデシネ」というのは、どういったものなのでしょうか。
- A4サイズで50ページくらい
- フルカラー
- ハードカバー
日本で「漫画」といわれてイメージするものよりも、絵画的であったり、アート的であったり、むしろ絵本的であったりするようです。
フルカラーでページ数少ないというのが、意外な感じもします。
昨今では、日本の漫画に影響を受けた作家も多く出てきているらしいですね。
1974年にはじまり、毎年フランスで行われている「アングレーム国際漫画祭」では、世界中の漫画界で優れた仕事をした人を選出するそうです。
2015年にグランプリを受賞したのは大友克洋さん。
『AKIRA』で知られる作家さんですね。
面白いのは、世界的に評価を得ている大友克洋さんご自身が「バンドデシネ」に影響を受けている、と公言されていることです。
「バンドデシネに影響を受けた漫画」が世界中で読まれ、その漫画を読んだ若い人がまたバンドデシネに自分の受け取ったものを描く、という循環が起きているんですね。
旅行などで現地に赴くことが難しい状況でも、異文化に触れることで視野を広くもつことができます。
この機会にフランス産の漫画「バンドデシネ」に触れてみてはいかがでしょうか?
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)