1954年6月13日は、山田栄子さんの誕生日。
声優として活躍されてきました。
山田栄子+ナスターシャ・ロマネンコ
私にとって印象的なのは『METAL GEAR SOLID』の、ナスターシャ・ロマネンコ。
咥え煙草の軍事アナリストとして、武器や兵器、核問題などについて詳しく解説・サポートする役柄で、低く落ち着いた話し方が、キャラクターに見事にハマっていました。
山田さんの声だから、長い説明でもきちんと理解を深めつつ聞くことができたと思っています。
小島秀夫監督作品は、ゲームを遊びながら「物事を知る切っ掛け」が得られるように、工夫されています。
『METAL GEAR SOLID』も、ゲームの進行状況に合わせた情報を提供しながら、同時に現実の問題などについても知ることができる、非常に学びの多い作品です。
まったく知らずに生きてきたことでも、遊びながら学ぶことによって「知っておくべき現実の問題」について、より深く知るための切っ掛けとなるわけです。
山田さんはその声質から、比較的低めの声の女性を演じることが多かったようですね。
感情をきちんと理解したうえで演じることを信念としていて、登場人物が泣く場面などでは、本当に感極まって泣き出してしまうこともあったようです。
1986年に担当された『ドラゴンボール』のマイは、それほど出番の多いキャラクターではないと思うのですが、ちょい役であっても当時からずっと担当されていて、昨年発売された同作のゲームでも変わらず続投されているのが、なんだかとても嬉しいです。
いつまでも現役で活躍されてほしいですね。
ちなみに、2015年に描いた似顔絵をTwitterでお贈りしたところ、律儀にも返信をくださいました。嬉しかったです。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)