1958年2月1日は、堀川りょうさんの誕生日。
大ベテランとして数多くの作品に出演されながら、声優養成所の学院長もされています。
というわけで今回は
「ライバルキャラに命を与えた声:堀川りょう」についてのお話。
ベジータ
一番知られているのはやはり『ドラゴンボール』のベジータ役ではないでしょうか。
個人的には『銀河英雄伝説』のラインハルトも印象深いのですが、やはり声を聞くと一番にベジータを思い浮かべます。
声優活動の当初は、線の細い中性的な役柄が多かったという堀川さんですが、このベジータ役が転機となり「主人公のライバルキャラ」を演じる機会が多くなったそうです。
ツンデレという呼称がないころから、見事なツンデレぶりを発揮してましたね。
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ベジータは、以降のオファーに影響が出るほどに「イメージの確立したキャラ」であることももちろんですが、堀川さんのキレと味のある声が、なによりそのイメージにピッタリとハマったからこその、変化だったと思います。
若手時代に、積極的な態度を誤解され、周囲から孤立してしまったことがあったという堀川さん。
そんなときに声をかけてくれた二人の声優に、ずっと感謝しているそうです。
一人は佐藤正治さん。
もう一人は戸谷公次さん。
そのことをきっかけにみんなと仲良くなれたとのことで、佐藤正治さんと現場で一緒になったときに「あのときは嬉しかったなあ」と言ったところ「まだ言ってるのか」と笑われたそうです。
堀川さんの熱いお人柄が現れているエピソードだと感じます。
熱意の強さゆえでも、誤解されることってありますよね。
そんなとき、手を差し伸べてくれる人がいれば、どんなに救われることでしょうか。
誰かから悪い噂をたてられたりして、距離を置かれているような人がいたとしても、本人をよく知らないうちから無用な先入観をもたず、自分の判断で人とつき合えるような「ニュートラル」な状態に、常に自分を置いておきたいと思います。
自分が手を差し伸べられる位置にいるのなら、行動できる人でありたいですね。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)