1991年6月19日は、竹澤汀さんの誕生日。
元『Goose house』のメンバーの、シンガーソングライター。
竹澤汀
汀(みぎわ)って、珍しい名前ですよね。
渚や波打ち際、水面に波が立たず平らなことを指す言葉ですが、そういった穏やかさがこめられた名前なのかもしれません。
シンガーソングライターが集まったグループ『Goose house』在籍時は、ボーカル、ギター、ピアノ、アコーディオン、ドラム、カホンなどを担当されていました。
絵本の執筆や朗読などもされていて、多彩さがうかがえますね。
歌声は、水分量が多く潤いを帯びたような揺らぎのある声質。
激しい曲よりもゆったりとした雰囲気によく合いますね。
つい先日、映画『LA LA LAND』(ラ・ラ・ランド)で主人公ミア(エマ・ストーン)が劇中で歌う曲のカバーが公開されました。
ミアのキャラクターとはまたひと味違う仕上がりになっていますね。
この映画で私も一番好きなシーンなので、歌を聴いているとまた観たくなってきます。
破れても破れても諦めない「愚かなすべての夢追い人に乾杯を」という内容の歌です。
モノ創りなど、孤独に夢と向き合う人には、特に刺さる歌なんじゃないでしょうか。
現在の社会情勢では、思うように活動のできない竹澤汀さんのようなアーティストも相当に苦しい状況だと思います。
そこでこの歌をチョイスするというところが、さり気なくも彼女の「諦めない」という意思表示と、同じような状況にいる人(=夢追い人)たちへのエールなのかな、と感じました。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)