引き続き2014年の絵になります。
PlayStation用ゲーム『METAL GEAR SOLID V』より。
「小島秀夫監督の『コジステ』で紹介された一枚」についてのお話。
(2014,04,02)蛇桜
2014年。
『METAL GEAR SOLID V』のリリースに合わせてYouTubeで放送されていた『コジマ・ステーション』という番組がありました。
ゲームデザイナーの小島秀夫監督の番組ですね。
その番組内に「投稿イラストコーナー」がありました。
はじめは愉しみに観る側だった私ですが、ふと「ダメ元で投稿してみよう」と思い立ったわけです。
よく、なにもしないうちから諦めてしまう人がいます。
- 「自分にはどうせ無理だ」
- 「下手だからきっと駄目だ」
- 「また今度にしよう」
こういった理由をつけて「行動を起こさない」わけですね。
「人間の脳は変化を嫌う性質がある」ともいわれますから、保守の意味もあるのかもしれません。
でも、それってすごくもったいないことだと思います。
気になったことは、なんでもやってみないとわからないものです。
何度かやってみてはじめて、クリアすべき課題が見えてきたり、向き不向きを感じたりするわけです。
青臭くてもいいんです。
なんでも知ったような顔をして、なにもしない大人になることが立派だとは思いません。
というわけで、ダメ元で投稿したところ……。
結果:番組内で紹介されました。
放送時はテンションがあがりましたね。
素直に、嬉しかったです。
紹介されたことそれ自体よりも、長年ずっと遊んできたゲームの生みの親である小島監督のもとへ「自分の描いたイラストが届き、見てもらえた」ということが、嬉しかったです。
当時の放送回はこちらの動画です。
コジステ第03回:MGSノベライズ特集&メタルギア世界記録挑戦 (コジマ・ステーション)
(イラストコーナーは1時間50分あたりから)
このことから、私は「行動することの大切さ」を改めて学びました。
イラストを紹介してもらえたというのは、たまたまの運だと思います。
けれどその運は、行動を起こしたから得られた「運」です。
思っているだけでは、届かないのです。
思い立ったら、すぐに行動しましょう。
それがすぐに結果に結びつかなくてもいいんです。
たまたまの運なんて、そうそう転がりこんではきません。
しかしやはり、動かなければなにも変わりません。
それだけは確かです。
これからも、忘れずにいたいことのひとつです。
おまけ
投稿したすべてのイラストが紹介されるわけでは、もちろんありません。
送ったものの、見事にコケたイラストも、せっかくなのでここに載せておこうと思います。
ゲーム内で、鍵のかかった扉を素早く解錠する姿が印象的だったので、描いたものです。
筆ペンで勢いよく描いたものの、ストーリーを想像しつつ、その物語になぞらえて添えた一文が微妙すぎて、なんとなくスベっていることがわかります。
でも、描いた当時は「これはなかなかいいんじゃないか」と思っていたのです。
失敗するときは、大抵そういうものだと思います(笑
しかしこれも、やってみなければわからなかったことです。
そして、こうして当時を振り返ることで、そのときの思い出と一緒に、自分自身の若さ・未熟さも感じます。
若さを感じるということは「当時よりも成長できていることの証」と捉えることもできるのではないでしょうか。
行動しましょう。
やりたいこと、やってみたいと感じたことに対して、常に純粋で、かつ貪欲でありたいと思います。
![]() |
【PS4】METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN コナミデジタルエンタテインメント [VF020-J1 PS4 MGSV]
|
ひとつ前の過去絵紹介記事はこちらからどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)