1933年5月23日は、飯塚昭三さんの誕生日。
声優、ナレーターとして長年活躍されてきました。
飯塚昭三+ピーター・スティルマン
私にとって印象深いのは『METAL GEAR SOLID 2』で演じられたピーター・スティルマン。
同じく小島秀夫監督作品では、1994年『ポリスノーツ』のエド・ブラウン。
そのキャラクターをモチーフに、エドという同名の人物が登場した2008年『METAL GEAR SOLID 4』など、おなじみの声となっていました。
低く、渋く、そして聞きやすい声は説得力があり、ゲーム内での状況説明など、飯塚さんの声によって、よりすんなり理解できていたような気もします。
そのほかにも印象に残っているのは1986年『時空戦士スピルバン』のデスゼロウ将軍。
憎めない敵キャラクターで、物語に彩りを加えていたと思います。
『ドラゴンボール』のナッパも、いかにも「悪役」といったキャラクターで印象的でしたね。
もともとは演劇の道を歩まれていた方で、映画の吹き替えを担当したことで声優としても活動するようになっていったのだとか。
「声優をするため」に舞台活動をする若手声優に苦言を呈したこともあるそうです。
「穴埋め的に安易に舞台をやるのではなく、真剣にやってほしい」という、舞台を愛する飯塚さんらしい考えから出た思いのこもった言葉だったようですね。
普段、なにげなく利用しているものが、誰かの誇りのうえに成り立っている場合もあります。
ときにはそういった視点ももち、ありがたみを感じつつ過ごしたいものです。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)