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【人物】唯一無二のキャラにこめられた配慮:中尾隆聖【フリーザ】

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1951年2月5日は、中尾隆聖さんの誕生日。

大御所の声優として知られ、特徴的な声質は一度聞いたら忘れられません。

というわけで今回は

「唯一無二のキャラにこめられた配慮:中尾隆聖についてのお話。

 

 

フリーザ

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フリーザ

中尾隆聖さんといえばドラゴンボールフリーザが代表的な役柄のひとつ。

はじめてフリーザを見た中尾さんは「時代劇の公家」をイメージしたそうです。

言われてみれば確かに!(笑

 

アンパンマンばいきんまんも、老若男女、声を知らないという人は少ないと思います。

 

あのだみ声は、もともとは遊び半分で出してみた声だったそうですが、それが好評で採用となります。

それがまさか、放送30年も続く長寿番組になるとは考えてもみず、喉への負担が大きいため、維持にかなりの苦労をされたそうです。

 

映画など、ばいきんまんがメインとなる話では、汗をだらだら流しながら演じているそうです。

共演者の山寺宏一さんは「あの姿を見るとマジにならずにはいられない」と語っているとのこと。

 

ばいきんまんの声は特に特徴的ですが、そこには中尾さんの配慮が反映されていることをご存知でしょうか?

 

中尾さんは、子供向け番組にこにこぷんぽろりというねずみのキャラクターを演じていました。

アンパンマン』と視聴者が重なる子供向け番組です。

 

「聞こえてくる声が同じだと、子供に混乱や悪影響を与えるのでは」と考えた中尾さんは、声質が重ならないようにと配慮し、あの特徴的なだみ声が誕生したそうです。

 

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与えられた仕事をただ漫然とこなすのではなく「自分ができることはなにか」「求められていることはなにか」と考えることで、唯一無二のキャラクターが生まれ、その結果、多くの人たちに親しまれています。

 

問うことをやめた瞬間に、成長は止まります。

 

「これくらいでいいや」「自分はいまのままでいいや」と現状維持を選んだ時点で、実は「衰退」がはじまっています。

「安定」は「衰退」の出発点ともいえるのです。

 

できることを探して「変化」し続けることが、成功への秘訣なのかもしれませんね。

 


それでは今回はこのへんで!

最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)

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