2001年7月19日は『ファイナルファンタジーX』の発売日。
PlayStation2用ソフトとして発売されました。
ユウナ
新作発表のたびに、美麗なCGムービーが話題となるのが当時の『ファイナルファンタジー』でした。
特にハードがPS2になったことで、その表現力も大幅に向上し「水」を用いたシーンの描写は、この時期のこの作品ならではのテーマだったのではないかと思います。
主人公ティーダが活躍するのはブリッツボールという水中で行われる競技。
シンと呼ばれる巨大な存在が津波を起こす。
ユウナが死者の魂を浄化させる「異界送り」でも水による演出。
CMなどでも有名なティーダとユウナのシーンも水。
いずれも、表現が難しいとされてきた「水」への挑戦。
そのために構築された設定だったようにも思えてきます。
難しいから、大変だから、と挑まなければ生まれなかった世界です。
いつだって新しいものは、挑む人がいることで生まれます。
そう考えると、失敗した人を笑うことはできませんよね。
なぜなら、失敗する人は「挑む人」だからです。
彼らによって、世のなかの新しいものは生まれてきたわけです。
なにかに挑んだことのある人であれば、他人の失敗を笑わないものです。
自分はなにもせず、挑む人の失敗を笑う人生。
なにもしない人に笑われても、自分が挑む人生。
さて、どちらが豊かな人生なのでしょう。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)