引き続き2014年の絵になります。
アナタは普段、どんなツール、あるいはアプリを使っていますか?
日常的に画像や動画の編集をする機会があるという人は、少なくないと思います。
本日は「忘れがちな制作ツールのありがたみ」についてのお話。
(2014,07,27)ウルファール
『WOLF RPGエディター』通称『ウディタ』ってご存知ですか?
SmokingWOLFさんが開発した「RPG制作ツール」です。
その『ウディタ』のマスコットキャラクター的存在である「ウルファール」を描きました。
RPG制作ツールといえば『RPGツクール』シリーズがよく知られていますが、この『ウディタ』は、すべての機能を無料で使用することができるのです。
有料と無料のツールに差はあるのか
「無料だと性能が低いんじゃないの?」
そう思う人もいるでしょう。
しかしこのツール、アイデアと工夫と根気強さがあれば、有料ソフトを使用した場合となんら遜色のないゲームを作ることができる代物です。
サイトでは、さまざまな作者による作品が掲載されています。
スクリーンショットを眺めているだけでも、創作意欲を刺激されたり「こんな作品も作れるんだ!」 と驚かされたり、楽しめます。
ツールというのはつまり「道具」ですから、やはり使う人の腕にかかっているわけですね。
手もとにある道具を前に「面白いものが作れない」と嘆く前に「これを使ってなにができるか」を考えることができるかどうか、だと思います。
恒例となっているゲームコンテスト
毎年、夏にゲームコンテストも開催されています。
今回ご紹介した「ウルファール」のイラストは、2014年に開催された第6回ウディコンをお祝いして、主催者SmokingWOLFさんにお贈りしたものでした。
【 #ウディコン 】 ワーオ! 美人なウルファールありがとうございます! RT @hidden_12 祝ウディコン第6回開催! 応援イラストを描きましたので、お贈り致します! http://t.co/cfamMgNRfw pic.twitter.com/ZJJNJT7LbN
— SmokingWOLF@『片道勇者2』開発中! (@WO_LF) 2014年7月27日
それまで私は長年『RPGツクール』を使用してゲーム制作をしていたので、制作途中でツールの変更はできなかったのですが、やはりウディタには興味があって、使用感を確かめたり、SmokingWOLFさんが制作された『シルフェイド幻想譚』や、コンテスト参加作品を遊んだりしていました。
それで、マスコットキャラクターである「ウルファール」にも、愛着があったんですよね。
そしてそういった「想像したものをかたちにできるツール」を開発されて、多くの人が使えるようにと無料で公開されているSmokingWOLFさんを、陰ながら応援する気持ちでいました。
その気持ちから、イラストをお贈りしたいと思ったわけです。
開発者とツールへの感謝
世のなかには、さまざまなツールがありますが、それを使う人がいなければ、やがて消えていってしまいます。
当然ながらその逆もまた然りで、いろいろとアイデアが湧いてきても、無から「なにかを作る」というのは、とても大変な作業です。
「アイデアはあるのに、かたちにできない」
それはとても苦しい状態です。
しかし打開するためのツールがあるとしたら、どうでしょう。
有料・無料に関わらず「開発・制作ツール」というものは、本当にありがたいものだと思います。
多くの手順を省いたうえで、アイデアをかたちにできるのです。
私は普段、創作関連の記事をよく書いていますが、今回このウルファールのイラストを紹介するにあたって、改めて「ツール開発者」への感謝を強く感じました。
そしてこうした「制作のためのツール」がいつまでも必要とされる、夢やアイデアに満ちあふれた世のなかであってほしい、と思います。
アナタのよく使用するツールはなんですか?
PCのソフトにしてもスマホのアプリにしても、その背後には「楽しい時間」を提供してくれる「制作者」の存在があります。
ときどきでもいいので、思い出してみてくださいね。
『ウディタ』の作者SmokingWOLFさんのTwitterアカウントはこちら。
ひとつ前の過去絵紹介記事はこちらからどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)