これまでに描いた絵を掘り返しつつ、紹介します。
引き続き2010年のイラストから。
2点お届けです。犬、フェレット。
(2010,04,03)友情
〈依頼〉
職場の方の依頼で、愛犬とお孫さんを描きました。
このミニチュアダックスのマロンちゃんは、後ろ脚が不自由になってしまったそうですが、最期まで元気に生ききったのだそうです。
絵を描くために何枚か写真をお借りしましたが、どれも優しい眼をしていました。
私も、実家では柴犬と幼いころから一緒に過ごしたので、喪失感はよくわかります。
最近は「虹の橋を渡る」という表現が、なんとなく好きですね。
心のどこかがちょっとだけ救われるような、優しい表現だと思います。
(2010,06,22)信頼
〈依頼〉
職場の方の依頼で、フェレットを描きました。
「亡くなった子を描いてほしい」との依頼でした。
依頼者の方は当時すでに年配の方で、退職されて10年近くが経ちましたが、最近その方も亡くなられたそうで……むこうで再会を喜ぶ姿が思い浮かびました。
依頼を受けるようになると、それまで描く機会のなかった動物や、苦手で無意識に避けていたようなものも、その機会に恵まれます。
それをチャンスと捉えられたら、また次のチャンスに繋がっていくものです。
逃げ出さずに、トライしてみましょう。
やり遂げたときの成果は、きっと無意味なものではないはずです。
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それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)