これまでに描いた絵を掘り返しつつ、紹介します。
今回から2010年のイラストに入ります。
3点お届けです。トラ、筆ペン落書き、DQ。
(2010,01,01)猛虎
2004年の申年から、一度きちんと描こうと決めてはじめた干支、7年目は寅年でした。
トラ柄!
あえてトライバル風味にしましたが、これがなかなか大変でした。
途中から面倒になってきて、簡単な線に変えようかとも思いました。
そして描き終わるころには「もうトラは二度と描きたくない……」と思ってました(笑
いまではそんなことないですけどね。
当時はこのくらいの描きこみでも、相当な労力を費やしていたのです。
あのころは、時間の確保がうまくできていなかったこともあります。
「ほかにもやりたいことがあるのに」という集中力の散漫が原因で、放り出そうとしてしまったんですね。
それでも7年目。干支を毎年きちんと描くと決めたのは自分です。
意地になって仕上げましたね。
おかげで、自分を裏切らずに済みました。
面倒でもやり遂げたほうがいい理由というのは、つまりそういうことです。
自分にできないことや無理なことから逃げ出すのなら、まだいいのです。
この「面倒」という気持ちの裏には「やろうと思えばできるんだけど」という、優柔不断さが見え隠れしています。
払いのけられるようなことなら、迷っている時間がもったいない。サッサと決めてしまって、やり遂げたほうがいいです。
なぜなら、この「面倒」から逃げると「自分にはなにも成し遂げられない」というレッテルを、自分自身に貼ってしまいかねないからです。
歩みを止めてしまいそうなときは、ちょっと考えてみましょう。
それは「無理なこと」ですか「面倒なこと」ですか?
ちなみに、それなりに迫力があったのか、この虎の年賀状を送った方々からの評判はよかったです。
虎って、格好いいですけどやっぱり猫ですよね。
仕草を見てると、我が家の猫と同じ行動をとるので微笑ましいです。
(2010,01,06)鏑矢
筆ペン絵の練習で描いたものです。
タイトルの「鏑矢」(かぶらや)というのは、射ると音が鳴るように細工された矢のことで、合戦開始の合図などに使われたものです。
こういった雰囲気の絵には、筆ペンが合いますね。
ただ、まだ筆先が潰れてしまっていて、表情に乏しいと思います。
活き活きとした筆運びができればいいのですが、なかなか難しいのです。
(2010,01,06)勇姿
『ドラゴンクエスト』より。
筆ペンの練習で描いたものです。
いろいろと納得がいかず、後日描き直すことになります(笑
ときとして面倒に思えることでも、納得がいくまでやり遂げましょう。
ひとつ前の過去絵紹介記事はこちらからどうぞ!
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)