ホットミルクって飲みます?
あまり飲む機会がないという人もいると思いますが、ホットミルクには「ある効果」があることがわかっています。
ホッとするミルク
ある効果とはズバリ「リラックス効果」です。
2013年の、明治の食品開発研究所と金沢工業大学感動デザイン工学研究所が共同で行った研究で、その効果が科学的に確認されたとのこと。
そもそも、ホットミルクを飲むと身体が温まることなどから、体感として「ゆったりした気分になる」と認識している人は少なくないと思います。
牛乳に含まれる成分のうち、メラトニンなどの栄養成分が作用している、とはいわれていましたが、科学的に検証されたのは、この研究がはじめてのことだったようです。
行われた実験内容は以下の通り。
まず10名に対し、3分間の計算問題によってストレス状態にします。
その後、以下の検証を行ったそうです。
A:60℃のホットミルクを飲む。
B:60℃のショ糖を加えたお湯を飲む。(カロリーを同程度にするためショ糖を加える)
そこから以下の点で比較測定。
①主観評価
②心電計測+サーモグラフィによる顔面温度測定
それらの結果は…
①主観評価
ホットミルクを飲んだほうが緊張やイライラが少なく、心理的にストレスが緩和。
②心電計測+サーモグラフィによる顔面温度測定
ストレス状態では交感神経の活動が活発になることにより顔面温度の低下を招く傾向があるそうですが、ホットミルクを飲んだ場合、交感神経活動指標が低い状態(つまり副交感神経が優位=リラックス状態)となることがわかったのだそうです。
以上の結果から「ホットミルクを飲むとリラックス効果が得られる」ということが、科学的に確認された、とのこと。
忙しかったり、イライラしてしまったり、どうにもストレスを感じているなと思ったとき、そして寒い夜には、ホッとひと息、ホットミルクを飲んでみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)