「自分は太りやすいと思っている人」
- 家で過ごす時間が増えてまた太っちゃった。
- ダイエットもなかなか効果が出なくて続かない。
- 「甘えだ! 自分に甘いから太るんだ!」って言われるけど、そうなの?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私には、こういった経験があります。
- ぶっちゃけ、私は太っていません。
- 適正体重からやや増えつつあったのですが、食事の改善で2019年3月から1年ほどで、約10Kg体重を落としました。徐々に減っていったので、負担とかは感じなかったですね。リバウンドもなし。
- 食べなければ痩せるというのは極論ですが、食べる量・摂取カロリーが減ったことで自然と痩せました。
- そんななか、実際のところ太りやすい人の「太ってしまう要因」ってなんなのだろう、と思ったのです。素朴な疑問というやつですね。
今回はそのあたりのお話。
結論:その意識が太る原因に!
結論:「太っている」と意識することが余計に太る原因を生む!
どういうこと? と思いますよね。
以下にその理由を書いていきます。
理由:なぜ、意識が原因となるの?
それでは、順に詳しく触れていきましょう。
太りやすさの研究
2013年ごろの研究で、さまざまな体重の6,000人を対象にした調査がありました。
「太っていることで差別された」と感じた人と、感じなかった人をふたつのグループに分け、4年後に再び体重を測定する、というものです。
太りやすさの傾向
実際の体重に関わらず「太っていることで差別された」と感じた人は、感じなかった人よりも、なんと2.5倍も太りやすい、という結果が出たそうです。
最初の調査の時点ですでに肥満だった人に限定して比較を行うと「太っていることで差別された」と感じた人は、感じなかった人よりも、3.5倍も継続的に太ったままでいる確率が高いとのこと。
つまり、太っていることを気にしていない人のほうが痩せた、ということになります。
太りやすさの要因
「太っている」と常に意識することは、やはり大きなストレスとなるそうです。
- 他人の視線に敏感で苦痛
- 気に入った服を試着するもサイズがなく、気を遣う店員と気まずい空気
- コンビニで2人分購入したのに、確認もされず割り箸が1人分しか入っていない
- 息切れしやすく誰かと行動をともにするのが億劫で避けてしまう
など。
普段の生活のなかにもストレスを感じるポイントはたくさんありますよね。
研究者によれば、こうした意識が定着すると「物事をネガティブに捉える癖」がついてしまう、とのこと。本当は違うのに、思いこみでストレスを感じてしまうこともあるのだと思います。
そしてストレスを感じ続けることで、衝動的な過食や、極端なダイエットをしてしまうことにもつながるようです。
そういった行動が、肥満を悪化させることは言うまでもないですよね。
結果:【甘えじゃない】アナタは太りやすい人?【意外な原因】まとめ
- 「太っている」と意識することが余計に太る原因を生む!
- 気にしている人のほうが太りやすく、痩せにくい。
- 気にしていない人のほうが、痩せやすい。
- 意識しすぎてストレスを感じ続けないように注意しよう。
- 「物事をネガティブに捉える癖」をつけないことが大切。
いかがでしたか?
今回は「太りやすい人」について書きました。
完全に忘れてしまうことは難しくても、気にしすぎないよう意識を変えていくことはできるはず。
まずは食生活を見直し、適度な運動を。
それからあまり気にせず、充実した日々を過ごしましょう。
いまは体型を気にしているアナタにも、いつの間にか痩せていた、という日がやってきますように。
それではこのへんで~。