なにかが近づくのを鋭く察知したりすると
「気配を感じる」なんて表現をしますよね。
- 武術の達人が背後の行動を読む。
- 敵意をもつ相手の接近を感じる。
- 霊的なものの存在を感じる。
じゃあ、その「気配」ってなんなのでしょう?
気配の正体
たまたま、気のせい、思いすごし、などと結論づけることも少なくありませんよね。
心霊的な体験であれば、なおさらそう言われてしまうかもしれません。
見えないもの、説明のつかないものについては、なんらかのかたちで結論づけなければすっきりせず、なんとなく気持ち悪いので心理的に「気のせいだ」と片付けたくなるのもうなずけます。
しかし、本当に気のせいなのでしょうか。
過去に行われた実験では、そういった見えないものを感じる=「気配」の正体について、科学的な研究が紹介されています。
「気配」の正体。
研究によればそれは、活動をすることで身体の周りに生じる「電気」が原因なのだそうです。
微弱な電気が揺れ動くことで、なにかが触れたと感じたり、ハッと気配を感じて振り返ったりする、というわけです。
ちなみにこの電気、つまり「気配」を感じるのは体毛で、毛深い人ほどそれを感じるのだとか。
創作では
「気配を察する」という表現は、すでに一般化していますよね。
その「感覚」について敏感か鈍感か、といった個人差があるのが自然です。
ならばどういった人が、より気配に敏感なのでしょうか。
人間よりも、地震などを察知する能力を備えているといわれる動物たちが、そういった感覚に長じているというのは、多くの人がもつイメージではないかと思います。
- 自然崇拝などで感覚が洗練されている人。
- 武術の鍛錬などによって研ぎ澄まされている人。
- 鋭い直感力を備えている野性味のある人。
- 毛深い人。
1~3までは一般化しているので、そこに「毛深い」が追加できそうです。
「だから動物は鋭いんだ」といった捉え方も可能でしょう。
こういった人たちが「より気配に対して敏感」であれば、設定に裏づけがあり、うまく使うことでそこに説得力が加わるかもしれませんね。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)