先日の記事で、疲弊していた2013年~2014年ごろのことを書きました。
ストレスとはやはり恐るべきものです。
じわじわと蓄積したものは自分でも気づきにくいので、特に要注意ですね。
というわけで今回は
「自分の欲求を知り、意欲が爆あがりした方法」についてのお話。
前回の記事のおさらい
紆余曲折を経て「絵が描けなくなっていた」私。
たまたま長年イラストをまとめていたファイルを手にとり、過去に描いた自分の絵を眼にしました。
不思議に思えるほど、その絵を描いたころのことをいろいろと思い出しました。
無意識ではあったのですが「絵を通じて当時の自分と対話した」とでもいうのでしょうか。
時系列にファイルを見返しながら、なにを糧にして、どんな気持ちで、どんなふうに絵を描いていたのかを、少しだけ思い出しはじめていました。
疲弊していたときの状況を綴った先日の記事はこちら!
2015年のターニングポイント
そして翌年の2015年。
新たな年。
「今年はまた、たくさん絵を描きたい」と思っていたところで、あることを知りました。
1月1日。
その日は、私の好きなゲーム『METAL GEAR SOLID』のシリーズ4作目で、ヴァンプというキャラクターの声を担当されていた、塚本晋也さんの誕生日でした。
似顔絵を描いて贈ろう。
思い立ってからは、早かったですね。
私は、その勢いのまま絵を仕上げ、塚本さん宛に送信していました。
(2015,01,01)塚本晋也+ヴァンプ
見て、喜んでもらえたらいいな、くらいの気持ちでした。
ところが。
それだけではなく『METAL GEAR SOLID』の小島秀夫監督からも、リツイートによるリアクションを頂けました。
とても嬉しかったです。
このことが起点となり
「一年を通して誕生日のお祝い絵を描く」ことを決めました。
水を得た魚が泳いだ海
ほとんど毎日のように絵を描いては仕上げていました。
息を吹き返したかのような勢いだったと思います。
誕生日に合わせて、ですから1日に2枚~3枚と仕上げることもありましたね。
2015年。
描いた人数は著名な方などと合わせて、244人となりました。
(※依頼品など未投稿分数点含む)
当時のツイート。
【円環を閉じる 1987-2015】
— hidden (@hidden_12) 2015年12月31日
ここに私も一度"円環を閉じる"こととし、
また新たな一歩を踏み出したいと思います!#MGSVhttps://t.co/vxGibsvQ9E pic.twitter.com/h1Eq3UWAxx
私が一年間でこれほどの枚数の絵を描いたのははじめてのことです。
元旦に目標を掲げたところで、やり遂げられるかはまったくわかりませんでした。
けれど、やり遂げられました。
それで、思い出しました。
私は、誰かに「楽しんでもらったり」「喜んでもらったり」することを原動力に、これまで創作をしていたのだ、ということを。
いつもこの景色を見ながら泳いでいたんだ、と気づいたのです。
思い出してみれば単純なことなのに、長年の報われない手伝いの間に、すっかり忘れてしまっていました。
一年間を丸々費やしてしまったものの、私は自分の創作の原動力を取り戻すことができました。
そして振り返ってみればそこには、たくさんの感謝がありました。
意欲を駆り立てるさまざまな作品や、魅力的な著名な方々がおられたからこそ、続けられたことなのだと思います。
2015年。
似顔絵を描くことがおもで、自分の創作自体はあまり進みませんでしたが、それでも得られたものはとても大きかったと思います。
【創作】自分の欲求を知り、意欲が爆あがりした方法【水を得た魚】まとめ
- 自分の欲求を知ることが大切!
- なにを求めて、なにを喜びに取り組むのか?
- 決めたら突っ走ること!
- 意欲は動いてから湧きはじめる!
いかがでしたか?
今回は、経験談から「意欲を取り戻した方法」を記事にしました。
やりたいのに、できない、という葛藤を抱えてしまったときは、一度考えてみてください。
モチベーションを保つためには「喜び」が重要です。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)