ChatGPTを知ってますか?
今回は次の時代を切り拓くといわれているテクノロジーのご紹介。
ChatGPTとは
OpenAI社が開発した、いわゆるチャットボットと呼ばれるものです。
ざっくりいうと、ユーザーが質問した内容に対し、AIが会話形式で受け答えする、というもの。
このChatGPTの登場によって、世のなかの流れが大きく変わる、ともいわれています。
ひとつ例に挙げると、多くの人が日常的に行っている「検索」です。
調べものがある場合、これまでは検索して、出てきた候補のなかからブログなどを閲覧し、またいくつかのサイトを比較するなどして「こういうことかな」と結論づけることが多かったのではないかと思います。
ChatGPTの技術が進めば、この「検索して比較して結論づける」までを済ませたうえで、返答をしてくれるようになるわけです。
もし知りたいことについて身近に「詳しい人」がいたら、検索するよりもその人に訊きますよね。
ChatGPTは、博識のコンシェルジュのように、質問に答えてくれます。
現時点ですでに、エリート大学の論文なども違和感なくこなせるほどの処理能力をもっているそうなので、もう凡人には手の届かない存在です。
けれども、手が届きます。
ChatGPTは、アカウント登録が必要ですが、無料で使用できます。(有料版もあります)
使用感
で、3月のはじめに使ってみました。
2023年3月2日。
私が名前に使用している「hidden(ヒドゥン)」は英単語ですので、まあまあそのままの返答。
では、オリジナルキャラクターの『にゃんもげら』はどうでしょう。
画像を見てもらえるとわかりますが、もっともらしい語り口で、的はずれなことを言っています。
こちらは『ゆるぼいるど』についての返答。
なんと、料理だそうです。
▼ちなみにこちらが『ゆるぼいるど』です。
ゆるい外見でハードボイルド
「にゃんもげら」ジャックの物語。
とまあ、遊んでみた結果、まだまだ一般的でないものについてはおかしな返答もあります。
しかし、質問文の書き方や内容などによっては、めちゃくちゃまともな答えが返ってきます。
睡眠不足が肥満の原因になる、という話があります。
それについて質問したところ、このような返答がありました。
いろいろと質問をしていると、補足なども抜かりなくしてくることがわかります。
いくつか例を挙げたあとに「ただし、これは状況にも影響されます~」みたいな。
断定できないことは、その旨も伝える。有能です。
とはいえ、いまの段階では、AIの答えが本当なのかどうか判断する必要があるので、使う人次第という面もあるように感じました。
一般的な質問であればかなりの精度だと思います。
バージョンアップによって画像の読みこみが可能になり、数学の図形問題の解答や、冷蔵庫の中身の写真を読ませ、そこにある材料で作れる料理を答えたりもするようです。
資料作成、経営に関する質問や税金の処理など、企業などでも取り入れられていく技術だと思います。
現段階でChatGPTを知らない経営者はマズいとまで言われているようですね。
今後どうなるのか?
この先どうなっていくのか、凡人には計り知れないですが、技術に触れてみることは大切だと思います。
私も決して「新しいもの好き」なほうではないのですが、重要なテクノロジーについては知っておくほうがいいと思います。
時代の流れを知っておく、とでもいうのでしょうか。
いきなり使いこまなくてもいいので、知ることで選択肢が増え、視野が広がります。
たとえば、かつてのインターネット黎明期。
周囲の人たちはみんなYahooで検索していましたが、私と友人の1人だけは、いち早くGoogleを使用していました。
ほかの友人に話しても、検索といえばYahooしか知らない状態だったんですよね。
それがいまやGoogleで検索することを「ググる」というのも一般的な言葉として浸透しています。
たとえば、私はテレビ番組をほぼ観ません。
ニコニコ動画やYouTubeの日本語版が登場した2006年~2007年あたりには、もうすでにほとんどテレビ番組を観ていませんでしたが、姉に「これからはテレビよりも、ネットで個人が好きな番組を観るようになると思う」と話していました。
その当時の姉にはピンときていなかったそうですが、数年前「あのとき言っていたことが、いまはわかる」と言われました。
そして私は、2021年からNFTに取り組んでいます。
まだまだ日本で浸透するのは先だと思いますが、これもひとつの流れ。
自分には関係ないと思っていても、確実に取り巻く環境が変わっていきます。
であれば、ほんの少しでも技術を知っておいて、活かせるところですぐに使えるようにしておくのもいいんじゃないかなと思います。
それでは今回はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございます(´ω`)